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エコキュートとエコジョーズ比較2026|補助金10万円と効率で選ぶ

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給湯器の交換や新築で必ず迷うのが、電気でお湯をつくるエコキュートにするか、ガスでお湯をつくるエコジョーズにするかです。2026年は国の「給湯省エネ2026事業」で高効率給湯器に補助金が出ていますが、エコキュートは対象、エコジョーズ単体は対象外という大きな違いがあります。さらに予算はすでに半分を使っており、着工の期限も決まっています。

この記事では、エコキュートとエコジョーズの違いを仕組み・効率・補助金・設置条件・向いている家の順に整理し、2026年に買い替える人が「どっちがいいか」を自分の家の条件で判断できるようにまとめました。補助額や効率の数値は、経済産業省の給湯省エネ2026事業の公式サイト、国土交通省の住宅省エネ2026キャンペーン、環境省の資料で確認できたものだけを使っています。光熱費の円額は電気・ガスの契約で大きく変わるため、断定せずに自分で計算する方法を紹介します。

この記事の結論
・補助金はエコキュートが1台7万円(性能の高い機種は+3万円で10万円)。電気温水器や蓄熱暖房機からの交換なら撤去加算も上乗せできる
・エコジョーズ単体の交換は給湯省エネ2026事業の対象外。国の補助は断熱リフォームとセットのみらいエコ住宅2026事業などに限られる
・効率はエコキュートが圧倒的(使った電気の約3倍以上の熱をつくる)。ただし本体価格・設置スペース・お湯切れのリスクがある
・給湯省エネ2026事業は2026年10月18日時点で予算の51%を消化。着工は遅くとも2026年12月31日まで
・オール電化・太陽光あり・家族が多いならエコキュート、初期費用重視・狭小地・ガス床暖房ありならエコジョーズ(またはハイブリッド)

エコキュートとエコジョーズとは?仕組みの違い

どちらも「省エネ型の給湯器」ですが、お湯をつくるエネルギーと方法がまったく違います。違いを知ると、補助金の扱いや向いている家の違いも理解しやすくなります。

エコキュート:空気の熱を集めて、夜のうちにお湯を貯める

エコキュートは「ヒートポンプ給湯機」の愛称で、エアコンと同じヒートポンプで空気中の熱をくみ上げ、その熱でお湯を沸かします。電気はヒーターとして使うのではなく、熱を運ぶポンプを動かすために使うため、使った電気の何倍もの熱を得られます。沸かしたお湯は貯湯タンクに貯めておき、必要なときに使います。屋外にはヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つを置くのが基本です。

エコジョーズ:捨てていた排気の熱を回収するガス給湯器

エコジョーズは「潜熱回収型ガス給湯器」の愛称です。ガスを燃やした排気に含まれる水蒸気の熱(潜熱)をもう一度回収して水を温めるため、従来のガス給湯器より少ないガスで同じお湯をつくれます。水を通したその場で温める瞬間式なので、タンクが不要でお湯切れもありません。熱を回収するときに水(ドレン水)が出るため、排水の処理が必要です。灯油を使う同じ仕組みの給湯器は「エコフィール」と呼ばれます。

項目エコキュートエコジョーズ
エネルギー電気(ヒートポンプ)都市ガス・LPガス
お湯のつくり方貯湯式(夜間などに沸かして貯める)瞬間式(使うときに沸かす)
効率の目安年間給湯保温効率 3.0〜3.5(一般地の基準値)熱効率 約95%(従来型は約80%)
屋外の機器ヒートポンプユニット+貯湯タンク給湯器本体(壁掛け・据置)
お湯切れタンクの湯を使い切ると起こりうる起こらない
給湯省エネ2026事業対象(7万円〜)対象外
ガスの契約不要(オール電化にできる)必要
エコキュートとエコジョーズの主な違い

出典:給湯省エネ2026事業【公式】「ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の対象機器」(2026年)、出典:環境省「温室効果ガス排出削減等指針 対策メニュー:潜熱回収型給湯器その他の高効率給湯設備・システムの導入」(日本ガス協会「エコジョーズの概要」を引用)

なお、両者の中間にあたるのがハイブリッド給湯機(ヒートポンプ+ガス)とエネファーム(ガスで発電し、その排熱でお湯をつくる燃料電池)です。どちらもガスを使いながら給湯省エネ2026事業の補助対象になるため、「ガスを残したいけれど補助金も使いたい」家では有力な選択肢になります。

エコキュートの屋外機器の例(ヒートポンプユニットと貯湯タンク)
エコキュートの屋外機器の例(ヒートポンプユニットと貯湯タンク) 写真: Namazu-tron, but photo taken and up load / Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

効率とランニングコストの比較:お湯1kWh分に必要なエネルギー

光熱費はエネルギーの単価と使う量で決まります。単価は電力会社・ガス会社・料金プランでまったく違うので、ここでは同じ量のお湯をつくるのに必要なエネルギーを公的資料の効率から計算して比べます。

エコキュートの省エネ性能は「年間給湯保温効率」で示され、国のトップランナー制度の2025年度目標基準値は、標準的な世帯向け・貯湯容量320L以上550L未満・一般地の区分で3.5です。これは1年間を通じて、使った電気の3.5倍の熱をお湯として使えるという意味です。一方、エコジョーズの熱効率は約95%、従来型のガス給湯器は約80%とされています。

給湯器効率お湯の熱1kWh分に必要なエネルギー従来型ガスとの比較
エコキュート(基準値3.5の区分)3.5電気 約0.29kWh必要エネルギーは約4分の1(※種類が電気)
エコジョーズ約95%ガス 約1.05kWh分約16%少ない
従来型ガス給湯器約80%ガス 約1.25kWh分基準
同じ量のお湯をつくるのに必要なエネルギー(効率から当サイトが計算)

出典:給湯省エネ2026事業【公式】「ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の対象機器」(2026年)、出典:環境省「温室効果ガス排出削減等指針 対策メニュー:潜熱回収型給湯器その他の高効率給湯設備・システムの導入」(日本ガス協会「エコジョーズの概要」を引用)。必要エネルギーは「1÷効率」で当サイトが算出

お湯の熱1kWh分をつくるのに必要なエネルギー
出典: 給湯省エネ2026事業【公式】エコキュート対象機器(基準値3.5)・環境省 温室効果ガス排出削減等指針(熱効率95%/80%)。1÷効率で当サイト算出

環境省の資料では、熱効率80%の給湯器を95%の潜熱回収型に更新した場合、エネルギー消費量・CO₂排出量・エネルギーコストがいずれも約16%削減できるという試算が示されています。エコジョーズへの交換は、従来型からの更新なら確実に省エネになるということです。

出典:環境省「温室効果ガス排出削減等指針 対策メニュー:潜熱回収型給湯器その他の高効率給湯設備・システムの導入」(日本ガス協会「エコジョーズの概要」を引用)

自分の家の光熱費は「単価÷効率」で比べる

エコキュートとエコジョーズのどちらが安くなるかは、次の式で比べられます。検針票や料金プランの単価を当てはめてみてください。

  • エコキュート:お湯1kWh分のコスト = 電気の単価(円/kWh)÷ 年間給湯保温効率(機種のカタログ値)。夜間に安い料金プランなら、その時間帯の単価を使う
  • エコジョーズ:お湯1kWh分のコスト = ガスの単価(円/m³)÷ ガス1m³あたりの熱量(kWh)÷ 熱効率。熱量はガス会社の約款・検針票に記載された値を使う
  • 注意:エコキュートのカタログ効率は年間平均。冬は外気温が低く効率が下がり、昼間に沸き増しすると高い単価の電気を使う

一般に、夜間の電気が安いプランや太陽光発電の余剰電力を使えるならエコキュートが有利になりやすく、LPガス(プロパン)よりも都市ガスのほうがガス給湯器のコストは抑えやすい傾向があります。ただし電気・ガスとも料金改定が続いているため、見積もりを取る際に業者へ自宅の単価で試算してもらうのが確実です。

2026年の補助金はいくら?給湯省エネ2026事業の金額と条件

2026年に高効率給湯器を導入するときの国の中心的な補助金が、経済産業省の給湯省エネ2026事業です。対象はエコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームの3種類で、エコジョーズは対象に入っていません。前年度の制度は給湯省エネ2025事業の解説にまとめていますが、2026年度は補助額の構成が変わっているので注意してください。

対象機器基本額(1台)性能加算(1台)最大(1台)
エコキュート7万円+3万円10万円
ハイブリッド給湯機10万円+2万円12万円
エネファーム17万円なし17万円
エコジョーズ(単体)対象外対象外—
給湯省エネ2026事業(購入・工事タイプ)の補助額

出典:経済産業省 給湯省エネ2026事業【公式】「購入・工事タイプ 対象要件」(2026年)

給湯省エネ2026事業の補助額(1台あたり)
出典: 経済産業省 給湯省エネ2026事業【公式】購入・工事タイプ対象要件(2026年)

撤去加算:電気温水器・蓄熱暖房機からの交換なら上乗せ

撤去する機器加算額上限
電気蓄熱暖房機4万円/台2台まで
電気温水器2万円/台高効率給湯器の補助を受ける台数まで
エコキュート加算対象外—
撤去加算の金額(2025年11月28日以降の撤去が対象)

出典:経済産業省 給湯省エネ2026事業【公式】「購入・工事タイプ 対象要件」(2026年)

たとえば電気温水器を性能加算の条件を満たすエコキュートに交換すると、補助は7万円+3万円+撤去加算2万円=12万円になります(当サイトの計算)。撤去加算は事業全体の予算のうち36億円を目途とした別枠で、こちらが上限に達した時点で終了します。エコキュートからエコキュートへの交換では撤去加算はつきません。

対象になる条件(機器・期間・契約先)

  • 機器の性能:エコキュートは省エネ法トップランナー制度の2025年度目標基準値以上で、インターネットに接続でき、翌日の天気予報・日射量予報に連動して昼間に沸き上げをシフトする機能を持つこと。機種によっては台所リモコンや無線LANアダプターの追加で要件を満たす
  • 性能加算:エコキュートは基準値に0.2以上を加えた性能値でCO₂排出量が5%以上少ない機種。ハイブリッドは年間給湯効率116.2%以上(基本要件は108%以上)
  • 台数:戸建住宅はいずれか2台まで、共同住宅等はいずれか1台まで
  • 期間:着工が2025年11月28日から予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)。リフォームは1台目の設置工事の着手日で判断。工事請負契約より前に着手した工事は対象外
  • 契約先:住宅省エネ2026キャンペーンに登録した「給湯省エネ事業者」と契約すること。補助金の申請は事業者を通じて行う
  • 対象者:住宅の所有者(個人・家族のほか、賃貸に出している個人・法人も含む)、賃借人、共同住宅の管理組合など。販売目的の新築分譲事業者・買取再販事業者は対象外

出典:経済産業省 給湯省エネ2026事業【公式】「購入・工事タイプ 対象要件」(2026年)、出典:給湯省エネ2026事業【公式】「ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の対象機器」(2026年)、出典:給湯省エネ2026事業【公式】「ハイブリッド給湯機の対象機器」(2026年)

個人が導入する場合は、共同事業実施規約でJ-クレジット制度への参加意思を表明する必要があります(一括申請の場合は不要)。省エネで減ったCO₂を国がクレジットとして活用する仕組みで、契約時に事業者から説明があります。

2026年の補助金はこの先どうなる?予算の消化状況と申請のタイミング

「エコキュート 補助金 2026 どうなる」「いつまで」と検索する人が多いのは、補助金が予算に達した時点で締め切られるからです。給湯省エネ2026事業の公式サイトでは、予算に対する補助金申請額の割合が毎日更新されています。

項目2026年10月18日 午前0時時点
補助金申請額の割合(予算比)51%
撤去加算の申請額の割合25%
受付終了の条件予算上限(100%)に達し次第終了
着工期限遅くとも2026年12月31日まで
給湯省エネ2026事業の予算消化状況(概算値)

出典:給湯省エネ2026事業【公式】「トップページ 予算に対する補助金申請額の割合」(2026年10月18日 午前0時時点)、出典:経済産業省 給湯省エネ2026事業【公式】「購入・工事タイプ 対象要件」(2026年)

給湯省エネ2026事業 予算の消化状況(2026年10月18日時点)
出典: 給湯省エネ2026事業【公式】トップページ(概算値)

交付申請は工事が完了してから提出するため、見積もり・契約・工事の期間を考えると、年内の工事を考えている人は早めに動く必要があります。給湯器はメーカーの在庫や工事の予約で納期が延びることもあります。予算の割合は公式サイトのトップページで毎日確認できるので、契約前に事業者と一緒に確認しておきましょう。なお、2027年以降に同様の制度が続くかどうかは、本記事の執筆時点では公表されていません。

給湯省エネ2026事業の流れ(契約前の着工は対象外)
給湯省エネ2026事業の流れ(契約前の着工は対象外)

エコジョーズで使える補助金は?対象外でも検討できる制度

エコジョーズは給湯省エネ2026事業の対象外ですが、国の補助が一切ないわけではありません。ただし、どれも「給湯器の交換だけ」では使えない点に注意してください。

制度エコジョーズの扱いポイント
給湯省エネ2026事業対象外エコキュート・ハイブリッド・エネファームのみ
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)高効率給湯器は「特定エコ住宅設備」として対象工事に含まれる開口部の断熱改修などを含む工事が必須。1申請の補助額は5万円以上、上限は1戸40万〜100万円
賃貸集合給湯省エネ2026事業賃貸集合住宅のエコジョーズ・エコフィールへの交換が対象(加算表に+3万円/台の記載)賃貸オーナー向け
自治体の補助金自治体ごとに異なるお住まいの市区町村のホームページで確認
エコジョーズに関係する主な補助制度(2026年)

出典:国土交通省 住宅省エネ2026キャンペーン「リフォームの補助対象」、みらいエコ住宅2026事業「リフォーム」(2026年)

みらいエコ住宅2026事業のリフォームでは、外皮に面する開口部を持つ居室で窓などの断熱改修を行うことが条件になっており、補助上限額は住宅の新築時期と工事内容によって1戸40万円〜100万円です。給湯省エネ2026事業で交付決定を受けた高効率給湯器は、みらいエコ住宅2026事業でも「高効率給湯器の工事を行ったもの」として扱われます。窓の断熱を合わせて検討している人は、みらいエコ住宅2026事業の解説と窓サッシの断熱比較もあわせて読んでください。賃貸オーナーの方は賃貸集合給湯省エネ事業の解説が参考になります。

出典:国土交通省 住宅省エネ2026キャンペーン「リフォームの補助対象」、みらいエコ住宅2026事業「リフォーム」(2026年)

エネファーム・ハイブリッド給湯機との比較:ガスを残すなら

「エコキュートとエコジョーズのどっちがいい?」と迷う人の中には、ガスの契約は残したいけれど補助金も使いたい、という人が少なくありません。その場合はハイブリッド給湯機とエネファームも比較に入れましょう。

種類エネルギー給湯省エネ2026の補助(最大/台)こんな家に
エコキュート電気10万円オール電化・太陽光あり・家族が多い
ハイブリッド給湯機電気+ガス12万円ガス床暖房やガスコンロを使い続けたい、お湯切れを避けたい
エネファームガス(発電+給湯)17万円都市ガスで、お湯と電気の使用量がともに多い
エコジョーズガス対象外初期費用を抑えたい・設置スペースが狭い
高効率給湯器4種類の比較

出典:経済産業省 給湯省エネ2026事業【公式】「購入・工事タイプ 対象要件」(2026年)

ハイブリッド給湯機は、ふだんはヒートポンプで効率よくお湯をつくり、たくさん使うときはガスで補うため、エコキュートの弱点であるお湯切れの心配が小さいのが特長です。補助の基本要件は年間給湯効率108%以上で、エコジョーズ(熱効率約95%)より効率の高い機種が対象になっています。

出典:給湯省エネ2026事業【公式】「ハイブリッド給湯機の対象機器」(2026年)、出典:環境省「温室効果ガス排出削減等指針 対策メニュー:潜熱回収型給湯器その他の高効率給湯設備・システムの導入」(日本ガス協会「エコジョーズの概要」を引用)

メリット・デメリットと設置の注意点

エコキュートのメリット・デメリット

  • メリット:効率が高くランニングコストを抑えやすい/給湯省エネ2026事業で最大10万円+撤去加算/オール電化でガスの基本料金がなくなる/タンクのお湯を断水・災害時の生活用水に使える
  • デメリット:本体価格と工事費がガス給湯器より高くなりやすい/ヒートポンプとタンクの設置スペースが必要/タンクのお湯を使い切るとお湯切れ(昼間の沸き増しは割高)/ヒートポンプの運転音が隣家に向かない配置が必要
  • 注意点:補助対象はインターネット接続と昼間沸き上げシフト機能つき。Wi-Fi環境がない家は無線LANの準備も必要

エコジョーズのメリット・デメリット

  • メリット:本体がコンパクトで今のガス給湯器と同じ場所に置きやすい/瞬間式でお湯切れがない/従来型からの交換ならエネルギーを約16%削減(環境省の試算)
  • デメリット:給湯省エネ2026事業の対象外/ガスの基本料金がかかる/効率はエコキュートに及ばない
  • 注意点:ドレン水の排水工事が必要。マンションや排水先がない場所では設置できない場合がある

出典:環境省「温室効果ガス排出削減等指針 対策メニュー:潜熱回収型給湯器その他の高効率給湯設備・システムの導入」(日本ガス協会「エコジョーズの概要」を引用)

寿命(交換時期)はどちらもメーカーが取扱説明書などで「設計上の標準使用期間」を示しています。今の給湯器がその期間を超えて不具合が出ているなら、故障して慌てて交換する前に、補助金が使える期間内に計画的に交換するのがおすすめです。給湯器を含む住まいの省エネ設備全体はZEHと補助金2026の解説でも整理しています。

失敗しない選び方:どっちがいいかを5つの質問で判断

エコキュートとエコジョーズの「おすすめ」は家によって変わります。次の5つの質問に答えると、自分の家に合う給湯器が見えてきます。

エコキュートとエコジョーズの選び方フローチャート
エコキュートとエコジョーズの選び方フローチャート
  1. 今の給湯器の種類を確認:電気温水器や蓄熱暖房機があるなら撤去加算が使えるエコキュートが有利
  2. 設置スペースを測る:エコキュートはタンクとヒートポンプの2台分。薄型タンクの機種もある
  3. 電気・ガスの単価を確認:検針票の単価で「単価÷効率」を計算し、年間の差を見積もる
  4. 給湯省エネ事業者かを確認:補助金は登録事業者との契約が条件。見積もり時に必ず聞く
  5. 総額で比べる:本体+工事費−補助金+10年分の光熱費で比較する。複数社の見積もりをとる

業者選びに不安がある場合は、信頼できるリフォーム業者の選び方も参考にしてください。新築で給湯器を選ぶ場合は、注文住宅の諸費用の内訳とあわせて、給湯器のグレードが標準仕様に含まれているかを確認しておくと予算オーバーを防げます。

よくある質問

Q
エコジョーズは給湯省エネ2026事業の補助金をもらえますか?
A

もらえません。給湯省エネ2026事業の対象はエコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームの3種類です。エコジョーズは、窓などの断熱改修と組み合わせるみらいエコ住宅2026事業や、賃貸集合住宅向けの賃貸集合給湯省エネ2026事業、自治体の補助金を確認してください。

Q
エコキュートの補助金は2026年にいくらもらえますか?
A

給湯省エネ2026事業の購入・工事タイプでは1台7万円で、性能の高い機種は3万円が加算されて10万円です。電気温水器を撤去すると1台2万円、電気蓄熱暖房機を撤去すると1台4万円(2台まで)が上乗せされます。

Q
補助金はいつまで申請できますか?
A

着工が2025年11月28日から予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)が対象で、予算の100%に達した時点で受付が終了します。2026年10月18日時点で予算の51%が申請済みです。交付申請は工事完了後に事業者が行うため、早めの契約がおすすめです。

Q
エコキュートとエコジョーズ、光熱費はどちらが安いですか?
A

効率はエコキュートが高く、同じお湯をつくるのに必要なエネルギーは少なくなりますが、電気とガスの単価は契約によって大きく違います。「単価÷効率」で自宅の条件を当てはめて比べるか、見積もり時に業者に自宅の単価で試算してもらうのが確実です。

Q
法人や賃貸オーナーも給湯省エネ2026事業を使えますか?
A

賃貸に出している住宅の所有者は、個人・法人とも補助対象者に含まれます。ただし、販売目的で住宅を所有する新築分譲事業者や買取再販事業者は対象外です。賃貸集合住宅でエコジョーズ等に交換する場合は賃貸集合給湯省エネ2026事業も確認してください。

まとめ:2026年は「補助金の期限」と「自宅の単価」で決める

エコキュートは効率が高く、給湯省エネ2026事業で1台最大10万円(撤去加算を含めるとさらに上乗せ)の補助が受けられます。エコジョーズは本体がコンパクトでお湯切れがなく、従来型からの交換でも省エネになりますが、給湯器の交換だけでは国の補助は使えません。ガスを残したい場合はハイブリッド給湯機やエネファームも比較に入れましょう。

給湯省エネ2026事業は2026年10月18日時点で予算の51%を消化しており、着工は遅くとも2026年12月31日までです。買い替えを考えているなら、まず登録事業者から見積もりを取り、自宅の電気・ガス単価で光熱費を試算してもらいましょう。制度の全体像は住宅省エネキャンペーンの解説でも確認できます。

参考・出典

費用・ローン建材情報
この記事を書いた人
AKITEKT編集長 伊藤 建

AKITEKT編集長として、建築業界に興味を持つライターとして、高品質な記事制作を手がけています。掲載するコンテンツは、業界の最新トレンドや実際の事例を調査し、正確で信頼性のある情報を読者に届けることを大切にしています。
『家づくりの未来を築く』をモットーに、家づくりを検討している方や建築業界に携わる方にとって役立つ情報を発信し続けています。

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