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宇都宮市のリフォーム費用相場2026|中央値210万円と市の補助金

家づくりの知識
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宇都宮市でリフォームを考えたとき、まず知りたいのは「いくらかかるのか」と「宇都宮市の補助金は使えるのか」ではないでしょうか。検索するとリフォーム会社のおすすめ一覧や口コミランキングがたくさん出てきますが、会社名を眺めても、自分の工事にいくら見込めばよいか、補助でいくら戻るのかは分かりません。

以前このページで掲載していた業者32社の羅列をやめ、会社を選ぶ前に決めておきたい判断材料を中心に解説します。

①リフォームに実際にかかった費用は全国平均405.4万円、中央値210万円(2025年度調査)。約3割が予算オーバーしています ②宇都宮市の住宅改修事業費補助金は工事費の10%・上限10万円。対象は断熱・バリアフリー・防犯・多子世帯の間取り変更などで、工事契約の前に事前申込が必要です ③旧耐震の木造住宅は無料の耐震診断から、全体改修で上限115万円(補助率4/5)の補助につなげられます ④窓・断熱は国の補助のほうが金額が大きいことが多い一方、市の住宅改修補助は国の補助を受けた工事とは併用できません。どちらを使うか、見積もりの段階で決めておきましょう。

宇都宮市のリフォーム費用相場とは?全国調査の平均は405万円・中央値210万円

宇都宮市単独のリフォーム費用の公的統計は公表されていません。目安になるのが、住宅リフォーム推進協議会が毎年行っている全国調査です。2025年7〜8月に、過去3年以内に自宅をリフォームした1,175人に、検討時の予算と実際にかかった費用を聞いています。

予算・実際の費用・中央値の推移

調査年度検討時の予算(平均)実際にかかった費用(平均)実際の費用(中央値)回答数
2023年度265.7万円347.6万円185.0万円1,041人
2024年度290.7万円434.2万円200.0万円1,050人
2025年度310.4万円405.4万円210.0万円1,175人
出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査) 図4-1・図4-2(リフォーム実施者)。実際の費用は補助金を含む
リフォームの予算と実際にかかった費用(全国)
出典: 住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」図4-1・4-2

ポイントは、平均(405.4万円)と中央値(210万円)に約2倍の差があることです。水回りの交換や内装の張り替えのような部分リフォームが多数を占める一方、間取り変更を伴う全面改修のような高額な工事が平均を押し上げています。「リフォームの相場は400万円」と考えるより、真ん中の人は200万円前後、全面改修なら数百万〜1,000万円超もありうる、と幅で捉えるのが現実的です。出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査)

費用の内訳:自己資金321万円・借入66万円・補助金18.5万円

内訳(2025年度・平均)全体世帯主20〜40代世帯主50代以上
自己資金321.0万円317.5万円323.3万円
借入金66.0万円121.0万円28.9万円
補助金18.5万円36.6万円6.2万円
合計(平均)405.4万円475.1万円358.4万円
中央値210.0万円200.0万円220.0万円
出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査) 図4-2

20〜40代は借入金と補助金の平均がいずれも50代以上を大きく上回っています。補助金の平均36.6万円という数字は、補助制度を使いこなせば数十万円単位で負担が変わることを示しています。宇都宮市の補助はいずれも工事契約の前の申込が条件なので、会社を決める前に制度を確認しておくことが大切です(後述)。出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査)

約3割が予算オーバー。理由の1位は「設備のグレードアップ」

予算と実際の費用(2025年度)全体一戸建てマンション
予算を下回った12.1%10.5%14.3%
予算とほぼ同額だった53.3%53.3%53.2%
予算を上回った30.1%32.2%27.2%
わからない・予算を設定していない4.6%4.1%5.4%
出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査) 図5-1

予算を上回った人にその理由を聞くと、「設備を当初よりグレードアップした」が47.4%、「予定よりリフォーム箇所が増えた」が41.9%、「想定外の工事が必要となった(躯体や構造部分の補修等)」が22.6%でした。ショールームで上位グレードを見て予算が膨らむ、ついでに別の場所も直したくなる、解体してから下地の傷みが見つかる、という3つのパターンです。出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査) 図5-2

一戸建ては予算オーバーの割合が32.2%とマンションより高く、築年数が古いほど解体後に土台や下地の補修が必要になる可能性があります。見積もりの段階で「解体後に追加工事が出た場合の単価と、施主への確認手順」を確認し、総額の1〜2割程度の予備費を見込んでおくと慌てずに済みます(予備費の割合は当サイトの目安です)。見積書の読み方は見積書の見方とチェックポイントも参考になります。

一戸建てとマンションのリフォーム費用の違い:宇都宮市で使える補助は?

一戸建ては外壁・屋根・窓・構造まで所有者の判断で工事できるため、工事の範囲が広がりやすく、そのぶん使える補助も多くなります。マンションは専有部分の工事が中心で、補助の選択肢は断熱・バリアフリー・防犯などに絞られます。

項目一戸建てマンション
工事できる範囲外壁・屋根・窓・構造まで所有者の判断で可能専有部分のみ。窓サッシ・玄関ドア・バルコニーは共用部分が一般的
予算を上回った割合(全国)32.2%27.2%
宇都宮市の住宅改修事業費補助金断熱・バリアフリー・防犯・間取り変更など(上限10万円)同じく対象になりうる(市内に所在する住宅で、所在地に住民登録していること)
宇都宮市の木造住宅耐震改修補助1981年5月以前の基準で建築された木造2階建て以下の一戸建てが対象対象外(木造の一戸建てが対象)
窓の断熱(国の補助)内窓・外窓交換・ガラス交換すべて選べる内窓が中心(外窓交換は管理組合の判断)
事前の手続き原則不要(増築などは建築確認が必要な場合あり)管理規約の確認・管理組合への工事申請
出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査) 図5-1/出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照)/出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)。工事範囲は一般的な区分で、マンションごとの管理規約が優先

屋根材ごとの特徴と費用感は屋根材の比較、外壁の塗り替えと張り替えの30年間の費用は外壁材の30年コスト比較で解説しています。

宇都宮市のリフォーム補助金2026:令和8年度の制度一覧

宇都宮市は「住まいの支援制度」として、住宅の取得・改修・耐震化などの補助を1枚の資料にまとめて公表しています。そのうち、自宅のリフォームに関係する主な制度は次のとおりです。いずれも工事の契約・着工より前の申込(事前申請)が必要です。

宇都宮市の制度(令和8年度)対象補助額窓口
住宅改修事業費補助金断熱化・バリアフリー化・防犯性向上・多子世帯の間取り変更・多世代同居のキッチン等の増設など工事費の10%(上限10万円)。工事契約前に事前申込住宅政策課 028-632-2735
木造住宅耐震診断士派遣制度1981年5月31日以前の基準で建築された木造2階建て以下の一戸建て(賃貸目的を除く)診断費無料(診断後の意向調査あり)建築指導課 028-632-2573
木造住宅耐震改修・建替え補助耐震診断で改修が必要とされた上記の木造住宅全体改修:4/5(上限115万円)/建替え:4/5(上限100万円、県産材で10万円加算)建築指導課
木造住宅耐震化効果促進補助同上部分改修:4/5(上限50万円)/耐震シェルター・防災ベッド:4/5(上限25万円)建築指導課
大谷石利用促進補助自ら住む市内の住宅に、内外装材として大谷石を5㎡以上使う人(塀・蔵は不可)大谷石にかかる工事費の30%(限度額あり)観光MICE推進課 大谷振興室 028-632-2455
高齢者にやさしい住環境整備事業満65歳以上で要支援以上の高齢者のいる世帯(所得要件あり)改修費の3/4(上限90万円)高齢福祉課 028-632-2360
居宅介護(予防)住宅改修費支給介護保険の要支援以上の人改修費(上限20万円)の9割・8割・7割高齢福祉課 028-632-2905
ブロック塀等安全対策費補助道路等に面する高さ80cm超の石塀・ブロック塀等の撤去スクールゾーン等:3/4(上限22.5万円)/その他:1/2(上限15万円)/再築:1/3(上限6.6万円)建築指導課
出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)
宇都宮市の住宅リフォーム関連補助の上限額(令和8年度)
出典: 宇都宮市「【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度」

上限額だけを見ると耐震関係が大きく、内装や設備の一般的なリフォームに使える住宅改修事業費補助金は上限10万円です。ただし、住宅改修事業費補助金は対象工事が幅広く、断熱や手すり、防犯ガラスのような比較的小さな工事でも使えるのが特徴です。出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)

交付要綱の対象工事の一覧に、外壁塗装や水回り設備の交換だけを対象とする区分はありません。「宇都宮市の補助で外壁塗装が安くなる」といった勧誘を受けたら、どの制度のどの区分なのかを住宅政策課(028-632-2735)に確認しましょう。

住宅改修事業費補助金:工事費の10%、上限10万円

宇都宮市住宅改修事業費補助金は、住宅の性能や機能を高める改修工事の費用の一部を補助する制度です。令和8年度の交付要綱では、令和8年4月1日以降に事業者と契約して行う工事が対象で、補助額は補助対象経費(消費税込み)の10分の1(1,000円未満切り捨て)、上限10万円です。工事に伴う既存設備の解体・運搬・処分の費用も補助対象経費に含まれます。出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照)

対象工事の区分内容(交付要綱の別表から要約)
断熱改修工事窓(勝手口を除く)・屋根・天井・壁・床の断熱改修で、建築物エネルギー消費性能基準に対応するもの
バリアフリー改修工事手すりの取付けなど、介護保険の住宅改修と同じ種類の工事
防犯性向上に資する改修工事防犯性能の高い建物部品目録に掲載された製品(CP部品)を使う工事
多子世帯による間取り変更工事子2人以上と同居し、高校3年生相当までの子が1人以上いる世帯が、居室・収納の増設など間取りを変える工事
多世代同居に伴う増設工事3世代以上で同居する世帯が、キッチン・浴室・トイレ・玄関を増設し、いずれか2つ以上が複数になる工事
太陽熱温水器の設置工事ベターリビングの優良住宅部品の認定を受けた太陽熱温水器の新設
地域活用に向けた間取り改修工事住宅の一部を集会所や子ども・高齢者の居場所として活用するための工事
出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照) 別表

たとえば内窓の設置に60万円かかった場合は10%の6万円、工事費が100万円を超える場合は上限の10万円が補助の目安です(当サイト試算)。申請者の要件として、工事をする住宅の所在地に住民登録していること、世帯全員に市税の滞納がないこと、自治会に加入していることなどがあり、同じ住宅で過去にこの補助を受けた世帯は対象になりません。出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照) 第5条・第6条

見落としやすいのが、市の他の住宅改修補助(高齢者にやさしい住環境整備事業など)や介護保険の住宅改修、国の補助金等の交付を受けた工事は、この補助の対象にならないという点です。窓の断熱で国の補助を使うなら、市の住宅改修補助は別の工事(たとえば防犯性向上や手すり)で使う、といった組み合わせを考えましょう。出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照) 第5条第7号

手続きは、①工事契約の日までに事前申込書を提出 → ②契約・工事 → ③支払い完了から6か月以内に交付申請書兼請求書を提出の順です。事前申込から1年以内に申請しないと、申込は取り下げたものとみなされます。申請には契約書・内訳のわかる書類・領収書・施工前と施工後の写真が必要なので、工事前の写真を忘れずに撮っておきましょう。出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照) 第7条・第8条

木造住宅の耐震化:無料診断から全体改修で上限115万円

1981年(昭和56年)5月31日以前の基準で建てられた木造2階建て以下の一戸建ては、まず市の木造住宅耐震診断士派遣制度で無料の耐震診断を受けられます。診断の結果、耐震性が不足する場合は、次の4つの補助から選べます。出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)

補助の種類工事の内容補助率・上限(令和8年度)
全体改修補助住宅全体の評点を1.0以上に向上する改修4/5・上限115万円
部分改修補助住宅全体の評点を0.7以上1.0未満に向上/2階建ての1階部分を1.0以上に向上4/5・上限50万円
耐震シェルター・防災ベッド補助1階の居室に耐震シェルターや防災ベッドを設置4/5・上限25万円
建替え補助住宅を除却し、同じ敷地に建て替える4/5・上限100万円(栃木県産出材の利用で10万円加算)
出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)/出典: 宇都宮市建築指導課『「木造住宅の耐震化・塀の安全対策」支援制度のご案内』(2025年7月)

全体改修補助の上限は令和7年度から15万円増額されています。工事費120万円の全体改修なら4/5の96万円、150万円なら4/5の120万円と上限115万円を比べて115万円が補助の目安です(当サイト試算)。市は「補助申請の前に工事契約・工事着手・工事費の支払いがあると、補助の対象外」とし、予算がなくなり次第その年度の受付を終了するとしています。出典: 宇都宮市建築指導課『「木造住宅の耐震化・塀の安全対策」支援制度のご案内』(2025年7月)

全体の耐震改修工事を行った住宅は、一定の要件を満たせば、申告によって固定資産税(家屋)の減額を受けられます。住宅改修事業費補助金の断熱改修・バリアフリー改修も同じく減額の対象になりうるため、工事後に資産税課(028-632-2250)へ確認しましょう。減税制度の全体像は住宅の減税制度の解説でまとめています。出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)

大谷石利用促進補助:宇都宮ならではの内外装の補助

宇都宮市ならではの制度が、市の特産である大谷石を住宅に使う人への大谷石利用促進補助です。自ら住む市内の住宅に、内装材や外装材として大谷石を5㎡以上使う場合が対象で、大谷石にかかる工事費の30%(限度額あり)が補助されます。外壁の材料として5㎡以上使う場合は加算があり、1㎡あたりの工事単価は6万円(仕上げ加工石を使う部分は7.2万円)とされています。塀や蔵は対象外です。出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)

大谷石は柔らかく加工しやすい一方、吸水しやすい石材です。玄関まわりの壁や室内のアクセントウォールなど、使う場所に合った仕上げと下地を施工会社と相談しましょう。リフォームの内装材選びは床材の比較も参考になります。

国の補助金:みらいエコ住宅2026と先進的窓リノベ2026

窓や断熱のリフォームは、市の住宅改修補助(上限10万円)より、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」のほうが補助額が大きくなることが多くあります。

制度対象工事補助額期限・状況
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)開口部+躯体の断熱改修を必須に、設備・バリアフリー等を加算。原則、平成28年(2016年)12月31日以前に新築された住宅上限40万〜100万円/戸(新築時期と改修の水準で決定)予約申請は遅くとも2026年11月16日、交付申請は12月31日まで
先進的窓リノベ2026事業内窓設置・外窓交換・ガラス交換(性能区分SS・S・A)1戸あたり最大100万円(1申請5万円以上)予算上限まで(遅くとも2026年12月末)
出典: 国土交通省『みらいエコ住宅2026事業 リフォーム』(2026年、2026年10月7日参照)/出典: 環境省『先進的窓リノベ2026事業の概要』・『先進的窓リノベ2026事業【公式】』(2026年10月7日参照)

国の補助は、同じ窓・同じ工事に複数の国の補助を重ねることはできません。また、申請は施工する登録事業者が行う仕組みのため、依頼するリフォーム会社が事業者登録をしているかを最初に確認しましょう。予約申請の期限(11月16日)が近いので、年内の工事を考えている人は早めの相談が必要です。制度の詳細はみらいエコ住宅2026事業の解説、窓の性能の比べ方は窓サッシの断熱性能比較、断熱材の種類は断熱材の比較をご覧ください。出典: 国土交通省『みらいエコ住宅2026事業 リフォーム』(2026年、2026年10月7日参照)/出典: 環境省『先進的窓リノベ2026事業の概要』・『先進的窓リノベ2026事業【公式】』(2026年10月7日参照)

宇都宮市のリフォームで使う補助金の選び方(2026年10月時点)
宇都宮市のリフォームで使う補助金の選び方(2026年10月時点)

中古住宅を買ってリフォームする場合の注意点

「宇都宮市 中古住宅 1500万 以下」「宇都宮市 リフォーム済み 中古住宅」も多く検索されています。中古住宅を買ってリフォームする場合は、建物の建築時期と構造、住み始める時期で使える制度が変わります。

  • 1981年5月31日以前の基準で建てられた木造住宅:無料の耐震診断→耐震改修補助(全体改修で上限115万円)の対象になりうる。空き家は対象外とされているため、入居後の手続きになる点に注意
  • 住宅改修事業費補助金:申請時に工事をする住宅の所在地に住民登録していることが要件。購入後すぐに改修するなら、事前申込と住民登録の時期を窓口で確認
  • 居住誘導区域で住宅を取得:マイホーム取得支援事業補助金(市外からの転入世帯は最大85万円、子ども1人につき5万円加算)。住宅ローン契約前の事前申込が必要
  • 2016年12月31日以前に新築された住宅:みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)の原則的な対象になる

出典: 宇都宮市建築指導課『「木造住宅の耐震化・塀の安全対策」支援制度のご案内』(2025年7月)/出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照)/出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)/出典: 国土交通省『みらいエコ住宅2026事業 リフォーム』(2026年、2026年10月7日参照)

「リフォーム済み」の中古住宅は入居までが早い一方で、どこをどの程度直したのかが分かりにくいというデメリットがあります。売主や仲介会社に工事の内容・時期・保証の有無を書面で確認し、旧耐震の木造なら購入前に耐震診断の結果があるかも聞いておきましょう。新築も視野に入れている人は、宇都宮市の注文住宅会社の記事で建て替えと比較するのも一つの方法です。

宇都宮市のリフォーム会社の選び方:おすすめの探し方と比較のポイント

住宅リフォーム推進協議会の調査で、リフォーム実施者が事業者選定時に重視した点は次のとおりです。価格の安さより、担当者の対応や工事の質、価格の透明さが上位に来ています。

順位事業者選定時に重視した点(2025年度)割合
1担当者の対応・人柄44.0%
2工事の質・技術36.2%
3工事価格の透明さ・明朗さ30.1%
4的確な情報提供力27.1%
5工事価格が安いこと27.0%
6要望に対する理解力25.1%
7会社の信用・知名度・評判・実績21.0%
8アフターサービス19.1%
9提案力17.4%
出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査) 図6-2

口コミや「おすすめ○選」のランキングは、会社の雰囲気をつかむ参考にはなりますが、工事の内容・時期・担当者が違えば評価も変わります。口コミを見るときは、星の数より「自分と同じ種類の工事か」「追加費用や工期の説明について書かれているか」「アフター対応への言及があるか」を読み取るのがコツです。

地元工務店・リフォーム専門店・大手のメリットとデメリット

依頼先メリットデメリット・注意点
地元の工務店大工工事・耐震補強など構造に関わる工事に強いことが多い。大谷石など地域の材料の扱いに慣れている会社もある設備のデザイン提案や価格の比較材料は会社によって差が大きい
リフォーム専門店水回り・内装の部分リフォームの商品知識が豊富。価格表が明確なことが多い構造や耐震補強は外注の場合がある。担当者ごとの力量差
大手ハウスメーカー系保証・アフター体制が整っている。全面改修の実績が多い価格は高めになりやすい。下請け施工の場合は現場の管理体制を確認
当サイト作成(一般的な傾向。個々の会社で異なる)

相見積もりで比較したい5つの項目

比較項目確認すること宇都宮市ならではの視点
補助金の扱いどの工事にどの補助を使う前提か。申請代行の有無市の住宅改修補助と国の補助をどの工事に割り振るか。国の補助の事業者登録があるか
見積の内訳「一式」が多くないか。製品の品番・数量・単価が書かれているか住宅改修補助の区分(断熱・防犯など)に当たる工事が分けて書かれているか
追加工事のルール解体後に補修が必要になった場合の単価と確認方法旧耐震の木造住宅は耐震診断の結果を踏まえた提案か
工期と時期着工日・完了日、住みながら工事できるか市の補助は契約前の事前申込が必要。申込前に契約書を交わさない
保証・アフター工事保証の期間、リフォーム瑕疵保険への加入可否地元業者か広域業者か。点検・不具合時の対応拠点
当サイト作成。補助の条件は宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照)/宇都宮市建築指導課『「木造住宅の耐震化・塀の安全対策」支援制度のご案内』(2025年7月)による

リフォームで失敗しないための3つの確認

  1. 建設業許可を確認する:国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで、会社名から許可の有無・業種・営業所を調べられます。許可の見方は信頼できるリフォーム業者の選び方と無許可業者のリスクで解説しています
  2. 見積もりを第三者に見てもらう:住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)は、国土交通大臣指定の住宅相談窓口で、リフォームの見積書の相談や建築士による電話相談を受け付けています
  3. 訪問販売ならクーリング・オフを知っておく:自宅に訪問して契約した工事は特定商取引法の訪問販売にあたり、契約書面を受け取った日から8日以内なら書面などで契約を解除できます(消費者庁 特定商取引法ガイド)
宇都宮市でリフォームするときの進め方(目安)
  • STEP1
    工事の優先順位を決める
    寒さ・結露・水回りの老朽化・耐震・防犯の不安を書き出し、優先度をつける
  • STEP2
    使える補助金を確認
    市の住宅改修補助・耐震補助と国の補助のどれを使うか。併用できない組み合わせに注意
  • STEP3
    3社程度に見積もり依頼
    同じ条件で依頼し、内訳・補助金の扱い・追加工事ルールを比較
  • STEP4
    事前申込をしてから契約・着工
    市の補助は契約前の申込が必要。工事前の写真を撮っておく
  • STEP5
    工事完了・申請
    住宅改修補助は支払い完了から6か月以内に交付申請。耐震改修後は固定資産税の減額も確認

出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照)/出典: 宇都宮市建築指導課『「木造住宅の耐震化・塀の安全対策」支援制度のご案内』(2025年7月)/出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)

リフォームの資金を親から援助してもらう場合はリフォーム資金の贈与税の解説も確認してください。近隣の小山市や下野市でリフォームを検討している人は小山市のリフォーム会社の記事、下野市のリフォーム会社の記事もあります。

宇都宮市のリフォームに関するよくある質問

Q
宇都宮市のリフォーム費用の相場はいくらですか?
A

宇都宮市単独の公的統計はありませんが、住宅リフォーム推進協議会の全国調査(2025年度)では、実際にかかった費用の平均が405.4万円、中央値が210万円です。部分的なリフォームが多数を占め、全面改修のような高額な工事が平均を押し上げているため、200万円前後を中心に工事内容で大きく変わると考えてください。

Q
宇都宮市のリフォーム補助金は2026年も使えますか?
A

令和8年度も宇都宮市住宅改修事業費補助金(工事費の10%・上限10万円)や木造住宅の耐震改修補助(全体改修で上限115万円)が設けられています。いずれも工事契約の前に申込が必要で、予算の範囲内での実施です。受付状況は住宅政策課(028-632-2735)・建築指導課(028-632-2573)で確認してください。

Q
外壁塗装やトイレ・浴室の交換に宇都宮市の補助は出ますか?
A

令和8年度の住宅改修事業費補助金の対象工事の区分に、外壁塗装や水回り設備の交換だけを対象とするものはありません。断熱改修・バリアフリー改修・防犯性向上などの区分に当たる工事を含む場合は対象になりうるので、見積もりの段階で区分を確認しましょう。要介護・要支援の人の手すりや段差解消は介護保険の住宅改修(上限20万円)も使えます。

Q
市の住宅改修補助と国の窓の補助は併用できますか?
A

同じ工事では併用できません。宇都宮市の住宅改修事業費補助金の交付要綱では、国の補助金等や介護保険の住宅改修などの交付を受けた工事は対象外とされています。窓の断熱は国の補助、防犯や手すりは市の補助、のように工事ごとに使い分けを検討してください。

Q
リフォーム会社は口コミやおすすめランキングで選んでよいですか?
A

口コミは参考になりますが、それだけで決めるのはおすすめしません。全国調査で実施者が重視したのは担当者の対応(44.0%)、工事の質(36.2%)、価格の透明さ(30.1%)でした。3社程度に同じ条件で見積もりを依頼し、内訳・補助金の扱い・追加工事のルールを比較しましょう。

要点|宇都宮市のリフォームは「契約前の事前申込」と補助の使い分けがカギ

  • リフォームの実際の費用は全国平均405.4万円・中央値210万円。約3割が予算オーバーするので、1〜2割の予備費を見込む
  • 宇都宮市の住宅改修事業費補助金は工事費の10%・上限10万円。断熱・バリアフリー・防犯・間取り変更などが対象で、契約前の事前申込が必須
  • 旧耐震の木造住宅は無料の耐震診断から。全体改修で上限115万円、部分改修で上限50万円
  • 窓・断熱は国のみらいエコ住宅2026・先進的窓リノベ2026が中心(予約申請は11月16日まで)。市の住宅改修補助とは同じ工事で併用できない
  • 会社選びは口コミより、見積の内訳・補助金の扱い・追加工事のルール・保証で比較する

出典: 住宅リフォーム推進協議会『住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査』(2026年2月公表・2025年度調査)/出典: 宇都宮市『宇都宮市住宅改修事業費補助金交付要綱』(令和8年度、2026年10月9日参照)/出典: 宇都宮市『【令和8年度版】宇都宮市 住まいの支援制度』(2026年度、2026年10月9日参照)/出典: 国土交通省『みらいエコ住宅2026事業 リフォーム』(2026年、2026年10月7日参照)

工事の内容が固まったら、複数社の見積もりを同じ条件で比べることから始めましょう。

参考・出典

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