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千葉県の注文住宅の費用相場2026|総額5,697万円の内訳と市別の土地代・年収目安

千葉県で注文住宅を建てる費用は、今いくらが「相場」なのでしょうか。住宅金融支援機構が2026年に公表した最新の「2025年度フラット35利用者調査」によると、千葉県で土地を買って注文住宅を建てた人の平均は建物4,023.8万円+土地1,673.7万円=合計5,697.5万円でした。1年前(2024年度)の約4,994万円から約700万円上がり、建物だけで500万円以上の値上がりです。

ただし千葉県は、坪100万円を超える浦安市・市川市から、坪10万円を切る茂原市まで土地の価格差がとても大きい県です。建物は同じでも、どの市に建てるかで総額が3,000万円以上変わります。この記事では、フラット35の5年分のデータと千葉県が公表した2026年の地価公示をもとに、建物・土地・総額の相場、市町村別の土地代、年収別の予算の目安、建売・中古との違い、会社の選び方と注意点を一つにまとめました。

この記事の結論:千葉県の土地付注文住宅は平均5,697.5万円(2025年度)。建物は約4,000万円が目安で、総額を決めるのは「どの市に建てるか」。平均的な購入者の世帯年収は783.5万円で、総額は年収の約7.3倍です。

  1. 千葉県の注文住宅の費用相場とは?【2025年度フラット35の最新データ】
    1. 土地付注文住宅:総額5,697.5万円(建物4,023.8万円+土地1,673.7万円)
    2. 5年で建物は約1,000万円上昇:千葉県の費用推移
    3. すでに土地がある場合(建て替え・親の土地)は建物4,154.9万円
  2. 千葉県の土地相場:市町村別の坪単価と土地40坪の価格
    1. エリア別の総額シミュレーション(建物は千葉県平均4,023.8万円)
    2. 千葉市・船橋市・市川市・柏市の特徴
    3. どの会社に頼むか迷ったら、中立の窓口に無料相談する
  3. 年収別に見る千葉県の注文住宅の予算の目安
  4. 注文住宅・建売住宅・中古戸建の違いを千葉県の平均で比較
  5. 見積もりで比較すべき費用の内訳と、千葉県で使える補助金
    1. 注文住宅の総額は「4つの箱」で比べる
    2. 国の補助金:みらいエコ住宅2026事業
  6. 千葉県で注文住宅を建てる会社の選び方
  7. 千葉県で注文住宅を建てるときの注意点
    1. 海沿い・埋立地は塩害と液状化、内陸は浸水リスクを確認
    2. 「平均」は目安。見積もりは必ず複数社で
    3. どの会社に頼むか迷ったら、中立の窓口に無料相談する
  8. 千葉県の注文住宅の費用に関するよくある質問
  9. まとめ:千葉県の注文住宅は「建物約4,000万円+建てる市の土地代」で考える
    1. どの会社に頼むか迷ったら、中立の窓口に無料相談する
  10. 参考・出典

千葉県の注文住宅の費用相場とは?【2025年度フラット35の最新データ】

「相場」といっても、広告の坪単価や住宅会社の施工例の価格は、含まれる費用がバラバラで比べにくいものです。そこでこの記事では、実際に住宅ローンを組んだ人の申込データを集計した公的統計である「フラット35利用者調査」を基準にします。調査は全国の申込データから融資区分別・都道府県別に集計されており、千葉県の土地付注文住宅は2025年度に452件が対象になっています。

土地付注文住宅:総額5,697.5万円(建物4,023.8万円+土地1,673.7万円)

項目千葉県(2025年度)全国(2025年度)首都圏(2025年度)
建設費(建物)4,023.8万円3,737.6万円3,814.3万円
土地取得費1,673.7万円1,575.3万円2,590.0万円
建設費+土地取得費5,697.5万円5,312.9万円6,404.3万円
住宅面積113.2㎡(約34.2坪)110.3㎡109.4㎡
敷地面積238.6㎡(約72.2坪)247.1㎡190.5㎡
世帯年収783.5万円742.2万円822.6万円
手持金(頭金など)528.4万円481.1万円776.9万円
1か月あたり予定返済額16.14万円15.23万円17.31万円
総返済負担率26.9%26.4%27.1%
出典:住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」千葉県・土地付注文住宅。合計は建設費と土地取得費を当サイトで足し合わせた値。坪換算も当サイト

千葉県の特徴は、建物にかける金額が全国平均・首都圏平均より高い一方で、土地は首都圏平均より約900万円安いことです。東京都(土地4,269.4万円)や神奈川県(2,831.3万円)と比べると土地代を抑えやすく、そのぶん広めの家を建てる人が多いことが住宅面積113.2㎡(首都圏平均は109.4㎡)にも表れています。

建物の実質的な坪単価は、4,023.8万円÷約34.2坪で約118万円/坪になります。これはハウスメーカーの広告にある「坪単価○○万円〜」とは別物です。広告の坪単価は本体工事だけのことが多く、外構・地盤改良・給排水の引き込み・設計料などが別になっています。広告の坪単価を見るときは、何が含まれているかを必ず確認しましょう。

5年で建物は約1,000万円上昇:千葉県の費用推移

同じ調査を5年分並べると、千葉県の注文住宅がどれだけ高くなったかがはっきりわかります。

年度建設費土地取得費合計世帯年収
2021年度3,042.3万円1,370.9万円4,413.2万円653.7万円
2022年度3,216.8万円1,434.4万円4,651.2万円684.9万円
2023年度3,399.3万円1,462.8万円4,862.1万円717.2万円
2024年度3,510.6万円1,483.7万円4,994.3万円716.9万円
2025年度4,023.8万円1,673.7万円5,697.5万円783.5万円
出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」2021〜2025年度 千葉県・土地付注文住宅。合計は当サイトで算出
千葉県の土地付注文住宅 建設費と土地取得費の推移
出典: 住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」2021〜2025年度 千葉県

2021年度からの4年間で建設費は約981万円(約32%)、土地取得費は約303万円上がりました。特に2025年度は建物が1年で約513万円上がっており、資材価格や人件費の上昇に加えて、省エネ基準の義務化などで標準仕様が底上げされたことも背景にあると考えられます。「数年前に聞いた相場」で予算を組むと、大きく足りなくなる点に注意してください。

すでに土地がある場合(建て替え・親の土地)は建物4,154.9万円

親の土地に建てる、今の家を建て替えるなど、土地の購入をともなわない「注文住宅」の千葉県平均は次のとおりです。

項目千葉県(2025年度)
建設費4,154.9万円
住宅面積114.0㎡
世帯年収707.9万円
手持金780.4万円
利用者の平均年齢47.9歳
総返済負担率23.4%
出典:住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」千葉県・注文住宅(土地取得なし)

土地付きの場合より建物費用がやや高く、手持金も多いのが特徴です。建て替えでは、ここに古い家の解体費用や仮住まい・引っ越しの費用が加わります。国の補助金(みらいエコ住宅2026事業)では、長期優良住宅・ZEH水準住宅で古家を除却する場合に加算がある点も覚えておきましょう。

千葉県の土地相場:市町村別の坪単価と土地40坪の価格

千葉県の総額を最も大きく動かすのが土地代です。千葉県が公表した2026年(令和8年)の地価公示から、注文住宅の検討が多い主な市の住宅地の平均価格を整理しました。県全体の住宅地の平均は1㎡あたり13万円(前年比+4.6%)です。

市住宅地の平均価格(1㎡)坪単価前年比土地40坪の目安
浦安市393,400円約130.0万円+2.4%約5,202万円
市川市306,700円約101.4万円+3.0%約4,056万円
習志野市204,400円約67.6万円+5.2%約2,703万円
船橋市198,600円約65.7万円+4.7%約2,626万円
流山市194,400円約64.3万円+13.3%約2,571万円
松戸市170,300円約56.3万円+8.7%約2,252万円
千葉市149,700円約49.5万円+5.8%約1,980万円
柏市141,700円約46.8万円+5.2%約1,874万円
八千代市114,000円約37.7万円+4.1%約1,507万円
鎌ケ谷市104,600円約34.6万円+7.5%約1,383万円
我孫子市97,600円約32.3万円+4.2%約1,291万円
四街道市70,200円約23.2万円+5.2%約928万円
成田市67,400円約22.3万円+5.3%約891万円
佐倉市66,500円約22.0万円+3.0%約879万円
野田市57,400円約19.0万円+1.9%約759万円
市原市55,200円約18.2万円+3.4%約730万円
印西市48,400円約16.0万円+4.9%約640万円
木更津市41,200円約13.6万円+3.2%約545万円
茂原市27,900円約9.2万円-0.3%約369万円
出典:千葉県「令和8年地価公示」市区町村別・住宅地の平均価格。坪単価・40坪の価格は1坪=3.30579㎡で当サイトが換算
千葉県の主な市 住宅地の平均坪単価(2026年地価公示)
出典: 千葉県「令和8年地価公示」住宅地の平均価格を坪換算

浦安市・市川市は坪100万円を超え、茂原市(約9.2万円)の10倍以上です。同じ40坪でも、市川市なら約4,000万円、佐倉市なら約900万円と、土地だけで3,000万円以上の差が出ます。上昇率では、つくばエクスプレス沿線の流山市が+13.3%と突出しており、松戸市(+8.7%)、鎌ケ谷市(+7.5%)が続きます。

地価公示の価格は、土地取引の目安となる「標準的な土地」の評価額です。駅からの距離・道路付け・形状によって実際の売り出し価格はこれより高くも安くもなります。候補地が決まったら、周辺の売り出し事例や国土交通省の不動産取引価格情報もあわせて確認しましょう。

エリア別の総額シミュレーション(建物は千葉県平均4,023.8万円)

土地40坪(約132㎡)を各市の平均坪単価で買い、建物に千葉県平均の4,023.8万円をかけた場合の総額を試算しました。諸費用(登記・ローン手数料・火災保険など)や外構費は含まない概算です。

建てる市土地40坪建物(千葉県平均)合計の目安
市川市約4,056万円4,023.8万円約8,079万円
船橋市約2,626万円4,023.8万円約6,650万円
流山市約2,571万円4,023.8万円約6,594万円
松戸市約2,252万円4,023.8万円約6,276万円
千葉市約1,980万円4,023.8万円約6,003万円
柏市約1,874万円4,023.8万円約5,898万円
八千代市約1,507万円4,023.8万円約5,531万円
佐倉市約879万円4,023.8万円約4,903万円
市原市約730万円4,023.8万円約4,754万円
木更津市約545万円4,023.8万円約4,569万円
土地は千葉県「令和8年地価公示」住宅地平均の坪換算×40坪、建物は住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」千葉県の建設費で当サイトが試算

都心への通勤がしやすい市川市・船橋市では総額が6,500万〜8,000万円台、千葉市・柏市で6,000万円前後、佐倉市・市原市・木更津市なら5,000万円前後が一つの目安です。「予算の上限」と「通勤時間の上限」を先に決め、その両方を満たす市を探すのが、千葉県の土地探しの基本になります。

千葉市・船橋市・市川市・柏市の特徴

市住宅地の平均坪単価特徴向いている人
千葉市約49.5万円政令市で区ごとの差が大きい(中央区・美浜区・稲毛区は高く、緑区・若葉区は坪30万円前後)区を選べば予算に合わせやすい。車も電車も使いたい
船橋市約65.7万円JR総武線・京葉線・東西線など路線が多く、都内通勤の利便性が高い都内勤務で通勤時間を短くしたい
市川市約101.4万円東京都江戸川区に隣接。県内で浦安市に次ぐ地価水準土地は狭くても都心へのアクセスを最優先
柏市約46.8万円常磐線とつくばエクスプレスが通り、柏の葉など新しい街並みもある都内通勤と土地の広さのバランスを取りたい
出典:千葉県「令和8年地価公示」市区町村別・住宅地の平均価格。坪単価・40坪の価格は1坪=3.30579㎡で当サイトが換算

千葉市の区ごとの土地相場や補助金は千葉市の注文住宅ガイドで詳しく解説しています。船橋市・市川市で会社を探す場合は船橋市の工務店・ハウスメーカー、市川市の工務店・ハウスメーカーも参考にしてください。

千葉県で注文住宅の予算を決める流れ(建物を先に固め、土地の予算を逆算する)
千葉県で注文住宅の予算を決める流れ(建物を先に固め、土地の予算を逆算する)

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年収別に見る千葉県の注文住宅の予算の目安

千葉県で土地付注文住宅を建てた人の平均世帯年収は783.5万円、総額5,697.5万円は年収の約7.3倍にあたります(当サイト算出)。毎月の返済額の平均は16.14万円、年収に占める年間返済額の割合(総返済負担率)は26.9%でした。

この「年収の約7.3倍」を単純に当てはめると、年収別の総額のイメージは次のようになります。あくまで千葉県の平均的な購入者の比率をもとにした目安で、借りられる額ではなく実際に買った人の水準である点に注意してください。

世帯年収総額の目安(年収×約7.3倍)建てやすいエリアのイメージ(土地40坪+千葉県平均の建物)
500万円約3,650万円県平均の建物では難しい。建物を小さく・ローコストにするか、建売・中古も比較
600万円約4,380万円木更津市・市原市など坪20万円以下のエリア+建物を抑えめに
700万円約5,110万円佐倉市・四街道市・成田市など坪20万円台のエリア
800万円約5,840万円八千代市・鎌ケ谷市、千葉市の一部の区など
1,000万円約7,300万円船橋市・流山市・松戸市など都心に近いエリア
年収倍率は住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」千葉県・土地付注文住宅の所要資金÷世帯年収の平均値から当サイトが算出。エリアは上の総額シミュレーションとの対応の目安

返済の安全ラインとしては、年間返済額が手取り年収の20〜25%以内に収まるかを確認するのが一般的です。金利タイプや借入期間で返済額は大きく変わるため、住宅会社の資金計画だけでなく、金融機関のシミュレーションでも確かめておきましょう。つなぎ融資が必要になるかどうかも、注文住宅ならではの確認ポイントです。

注文住宅・建売住宅・中古戸建の違いを千葉県の平均で比較

「注文住宅は高すぎるかもしれない」と感じたら、建売住宅や中古戸建も同じ物差しで比べてみると判断しやすくなります。検索でも「千葉県 注文住宅 中古」「千葉県 中古住宅 一戸建て 安い」といった比較のニーズが多く見られます。

種類(千葉県・2025年度)所要資金住宅面積世帯年収総返済負担率
土地付注文住宅5,697.5万円113.2㎡783.5万円26.9%
建売住宅4,180.3万円100.5㎡693.2万円24.2%
中古戸建2,735.1万円111.4㎡605.1万円20.0%
新築マンション5,365.4万円71.0㎡861.9万円21.6%
出典:住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」千葉県の各融資区分。土地付注文住宅の所要資金は建設費+土地取得費
千葉県 住宅の種類別の所要資金(2025年度)
出典: 住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」千葉県

千葉県の建売住宅は注文住宅より約1,500万円安く、中古戸建はさらに約1,450万円安くなります。一方で、注文住宅は間取り・断熱性能・設備を自分で決められ、国の補助金(GX志向型住宅など)の対象にもしやすいのが強みです。

比べる点注文住宅建売住宅中古戸建
価格最も高い注文より抑えやすい最も安い(リフォーム費は別)
間取り・仕様の自由度高いほぼ決まっているリフォームの範囲で変更
入居までの期間長い(土地探し+設計+工事)短い(完成済みなら即入居も)短い(リフォーム期間による)
省エネ性能高い等級を選びやすい物件による築年数により低いことが多い
確認したいこと総額の見積もりと工期標準仕様と土地の条件耐震性・劣化状況(インスペクション)

中古戸建を買ってリフォームする場合は、外壁材の30年コスト比較や千葉市のリフォーム会社も参考になります。

見積もりで比較すべき費用の内訳と、千葉県で使える補助金

注文住宅の総額は「4つの箱」で比べる

フラット35の「建設費」は住宅の建設にかかった費用の合計ですが、住宅会社の見積もりは会社ごとに項目の分け方が違います。比較するときは、次の4つに分けて並べると漏れを防げます。

区分主な中身見落としやすい点
本体工事費基礎・構造・屋根・外壁・内装・標準設備標準仕様のグレード(窓・断熱材・キッチン)
付帯工事費地盤改良・給排水の引き込み・外構・照明・カーテン・エアコン「別途」「一式」と書かれていないか
諸費用登記・印紙税・ローン手数料・保証料・火災保険・地震保険土地と建物の両方でかかる
土地関連費土地代金・仲介手数料・不動産取得税・固定資産税の精算古家の解体、造成が必要な土地か

土地と建物にかかる税金の軽減措置は住宅を建てるときの税金と減税制度で整理しています。また、建築条件付き土地は建てる会社が決まっているため、建築条件付き土地の注意点を先に確認しておくと安心です。

国の補助金:みらいエコ住宅2026事業

2026年に新築する場合、最も金額の大きい補助金が国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」です。施主ではなく登録した住宅会社が申請する仕組みなので、会社選びの段階で登録事業者かどうかを確認することが大切です。

住宅の区分補助額(1〜4地域)補助額(5〜8地域)対象世帯
GX志向型住宅125万円110万円すべての世帯
長期優良住宅80万円75万円子育て世帯・若者夫婦世帯
ZEH水準住宅40万円35万円子育て世帯・若者夫婦世帯
出典:国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」(2026年9月24日時点)。長期優良住宅・ZEH水準住宅は古家の除却で加算あり。予算上限に達した時点で終了

補助額は省エネ基準の地域区分で変わります。建築地がどの区分に当たるかは住宅会社に確認してください。締切や予算の執行状況、併用できる給湯器の補助などはみらいエコ住宅2026事業の完全ガイドで詳しく解説しています。市町村独自の補助金(千葉市の住宅用設備の補助金など)もあるので、建てる市の制度もあわせて確認しましょう。

千葉県で注文住宅を建てる会社の選び方

千葉県で家を建てられる会社は、大きく「大手ハウスメーカー」「地域の工務店・設計事務所」「ローコスト系メーカー」の3つに分かれます。どれが正解ということはなく、予算と重視する点で向き不向きが決まります。

タイプ強み注意点向いている人
大手ハウスメーカー品質が安定、長期保証、耐震・断熱の実績価格が高め。間取りは商品の規格内保証と安心を最優先したい
地域の工務店・設計事務所自由設計、地域の気候や地盤に詳しい会社ごとの技術差・経営体力の差が大きい間取りやデザインにこだわりたい
ローコスト系メーカー本体価格が明快、工期が短い標準仕様を超えるとオプション費が増える土地の高いエリアで建物費を抑えたい

候補を絞ったら、同じ要望書を3〜4社に渡し、間取りと概算見積もりを同じ条件でそろえて比べるのが失敗しない選び方です。工務店を選ぶ場合は、万一の倒産に備える住宅完成保証制度への加入も確認しましょう。

千葉県で注文住宅を建てるまでの流れ(目安)
  • STEP1
    資金計画
    世帯年収・手持金から総予算の上限を決める。フラット35の千葉県平均(年収の約7.3倍)を一つの参考にする
  • STEP2
    エリアと土地探し
    通勤時間とハザードマップで候補の市を絞り、地価公示と売り出し事例で土地の予算を確認
  • STEP3
    会社の比較
    3タイプから候補を選び、同じ条件で3〜4社に間取りと見積もりを依頼
  • STEP4
    契約と補助金の予約
    見積もりの内訳・仕様書・工期を確認して契約。補助金の申請スケジュールを会社と共有
  • STEP5
    着工から引き渡し
    中間金の支払いとつなぎ融資、完成検査、登記、住宅ローンの実行

千葉県で注文住宅を建てるときの注意点

海沿い・埋立地は塩害と液状化、内陸は浸水リスクを確認

千葉県は三方を海に囲まれ、東京湾岸の埋立地から九十九里・房総の沿岸部、利根川沿いの低地まで地形がさまざまです。東日本大震災では湾岸部で液状化の被害が出ました。土地を決める前に、国土交通省のハザードマップポータルサイトや各市のハザードマップで液状化・浸水・土砂災害のリスクを確認し、地盤調査の結果によっては地盤改良費を予算に組み込んでおきましょう。沿岸部では、外壁材や金属部材の塩害対策も見積もりの段階で確認しておくと安心です。

「平均」は目安。見積もりは必ず複数社で

この記事の数値は、フラット35を利用した人の平均値です。フラット35以外のローンを使った人は含まれず、1件ごとの金額にはばらつきがあります。平均はあくまで相場観をつかむための物差しとして使い、実際の予算は自分の条件で複数社から取った見積もりで判断してください。

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千葉県の注文住宅の費用に関するよくある質問

Q
千葉県で注文住宅を建てる費用の相場はいくらですか?
A

住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査では、千葉県で土地を購入して注文住宅を建てた人の平均は、建物4,023.8万円+土地1,673.7万円=約5,700万円でした。すでに土地がある場合の建物費用の平均は4,154.9万円です。

Q
千葉県で土地が安い市はどこですか?
A

2026年の地価公示(住宅地の平均)では、主な市のうち茂原市が坪約9.2万円、木更津市が約13.6万円、印西市が約16.0万円と安い水準です。一方、浦安市は約130万円、市川市は約101万円で、市によって10倍以上の差があります。

Q
年収いくらあれば千葉県で注文住宅を建てられますか?
A

千葉県の土地付注文住宅の利用者の平均世帯年収は783.5万円で、総額は年収の約7.3倍でした。年収600万円なら約4,400万円、800万円なら約5,800万円が平均的な水準の目安ですが、借入額は手持金や金利、返済期間で大きく変わります。

Q
注文住宅の費用はこれからも上がりますか?
A

千葉県の建設費は2021年度の3,042.3万円から2025年度の4,023.8万円まで毎年上がっています。土地も2026年の地価公示で県全体の住宅地が前年比+4.6%と上昇が続いており、今の時点で値下がりを前提に待つ判断は慎重にしたほうがよいでしょう。

Q
千葉県で使える注文住宅の補助金はありますか?
A

国のみらいエコ住宅2026事業で、GX志向型住宅は最大125万円(5〜8地域は110万円)、長期優良住宅は最大80万円、ZEH水準住宅は最大40万円の補助があります。申請は登録した住宅会社が行うため、契約前に登録事業者かどうかを確認してください。市町村独自の補助金もあります。

まとめ:千葉県の注文住宅は「建物約4,000万円+建てる市の土地代」で考える

千葉県の注文住宅の費用相場は、2025年度のフラット35利用者調査で土地付きの平均5,697.5万円(建物4,023.8万円+土地1,673.7万円)でした。建物は5年で約1,000万円上がり、土地も上昇が続いています。

一方で千葉県は、市によって土地の坪単価が10倍以上違うため、総額を最も大きく左右するのは「どの市に建てるか」です。まず年収と手持金から総予算を決め、建物の予算を固めてから、通勤時間と土地代のバランスが取れる市を選びましょう。そのうえで、同じ条件で3〜4社から見積もりを取り、補助金の登録事業者かどうかも確認すれば、相場より高い契約を避けられます。

千葉県内の市ごとの会社探しは、千葉市・船橋市・市川市・流山市・八千代市の記事も参考にしてください。

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参考・出典

家づくりの知識費用・ローン
この記事を書いた人
AKITEKT編集長 伊藤 建

AKITEKT編集長として、建築業界に興味を持つライターとして、高品質な記事制作を手がけています。掲載するコンテンツは、業界の最新トレンドや実際の事例を調査し、正確で信頼性のある情報を読者に届けることを大切にしています。
『家づくりの未来を築く』をモットーに、家づくりを検討している方や建築業界に携わる方にとって役立つ情報を発信し続けています。

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